今回の「前を向いて歩こう」は、柴山式行動原則15カ条ののうちの第2原則「前進せよ」ということについてお話したいと思います。
前回は「自立せよ」ということで、自立することの重要性についてお話しました。
これが行動原則の最上位概念で、そこから全てのステップに派生していきます。
「自立せよ」の次に来るのが「前進せよ」です。
要するに、何かを考える時に、そのアイデアや今議論していることは前進に繋がるのか、一歩前に踏み出すという前向きな議論なのか、あるいは停滞しているのか、横道に逸れているのかということを意識してください。
例えば、会議をしている時に上司が入ってきて「俺が若い頃はこうだった」という武勇伝や、「世の中はこうだね」というような評論家的な批評が始まったり、「君の考え方はここが違うよ」というような揚げ足取りが始まったりして、話があちこち飛んでしまうことがあります。
みんな自分の言いたいことを言ってしまうのです。
あるいは1人で考えていても、自分が当面考えたいことを考えてしまいます。
それはそれで悪くはありませんが、ずっとそればかりだとバランスが悪いです。
「今自分が考えていること・やろうとしていることは、自分の今の立ち位置から一歩でも前身(成長)に繋がるのかどうか」という観点からもう一度足下を見つめてみます。
勉強法というよりは勉強の行動(量や集中力)について、勉強が終わったあとに一歩実力が前身していたり、やる気やスキルが上がっているようなやり方をしているかどうかをチェックすることが大事です。
自立というのは、世の中上手くいかないことが多い中で、その上手くいかないことから影響を受けずに自分をきっちりと持って自立するということです。
なおかつ、その行動が停滞ではなくて勇気を持って一歩でも前に進めるような考え方をしているかどうかもチェックしてみると良いです。
常に人間というのは前に向かって変化をしていくことで、やりがい(生きる活力)が増えていきます。
前身しているという充実感こそがモチベーションです。
今、自分が考えていることややっていることが前進に繋がっているかどうかをチェックしてみるとさらにやる気が増してきますし、さらに行動が活性化されてあなたのレベルアップや良い結果が出てくると思います。
ぜひご参考になさってください。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
PREV
選択肢を3つ用意する意識を持ってみよう!
|
NEXT
座学だけでは、人格は成熟しない
|