本番で緊張したら、少し高いところから自分を見てみよう!(メタ認知)

今回の「頑張ろう日商簿記1級合格」は、本試験において自分が緊張したときのコツについてお話をします。

今日は2017年6月9日です。
明後日6月11日はいよいよ第146回の日商簿記検定です。

今回の試験を受験される方は3級の方も2級の方も1級の方も全力を尽くして頑張ってください。
もちろんその次の11月を目指している方もいずれ本番が来ますので頑張ってください。

その本番についてですが、例えばスポーツでも試合がありますし、就職の面接、あるいはテストなど一発勝負の場面で「ここで失敗したら嫌だな」という感じで緊張することがあります。

そこで、緊張を和らげるちょっとしたコツについてお話をします。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが「メタ認知」というものです。

これは何かというと、より高い次元から自分を見るということです。
つまり、自分がここにいるとすると、幽体離脱のような形でもう1つの魂が離れた場所にいる感じです。

あるいは、ガンダムを知っている方には有名なアムロ・レイがガンダムのコックピットから出た感じです。

もし本番の試験で見たことがない言葉が出てきて焦った場合は、自分の少し上にもう1人の自分がいると想像して、そこから自分の後頭部や背中を見てみます。

そして「なんか今、柴山焦ってるじゃん」「今、心臓ドキドキいってない?」「今、集中力欠けてるじゃん」というように心の中で言ってみます。

そうすると「あ、今自分は緊張しているんだ」とふと思った瞬間に少し気持ちが客観的になって冷静になります。

そうしたら深呼吸を1回して、「この問題を飛ばしても配点されない」と勝手に考えれば良いのです。

あるいは「この問題はできなくても合否には致命的な影響がない」と気楽に考えて次に行きます。

つまり、自分を客観的に見て「いま自分は少し焦ってるな」「集中力がないな」ということに気づくことによって、少し気持ちがクールダウンできます。
これは簿記検定だけではなくて色々な場面で試してみてください。

私はいつもあなたの日商簿記検定の合格、さらには成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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