今回の「前を向いて歩こう」は小集団活動について考えてみたいと思います。
よく会社などでは「○○部」「○○課」という組織があります。
あるいはチームで何かをするときにもそうですし、私が考案した社長簿記ゲームも4人~5人のグループでやっています。
何かを考えるときには1人よりも3人4人と集まれば良いアイデアも出ます。
“三人寄れば文殊の知恵”というように、複数の人が集まって意見交換をすると、それに触発されて1人で考えるよりも色々な新しいアイデアが出て物事が解決しやすくなります。
活動をするときにも1人よりはそれぞれ得意分野を持った複数人で協力し合うと高いパフォーマンスが発揮できます。
そのように、集団で活動するときには何人が良いかというと、私が講義をするときには4~5人がやりやすいです。
4人~5人ぐらいいるとそれなりに個性がありますし得意分野も違うので、上手くその得意分野を発揮するとまとめやすいです。
集団の力も発揮できますし目を配ることができるので全員のモチベーションを確認できます。
仕事でも5人ぐらいの集団が良いです。
10人20人というグループの管理はマネジメントのスキルが必要ですが、5人ぐらいの管理ならば経験がなくても対話のスキルがある程度あればできます。
4~5人だとお互いの顔が見えますし、指示もしやすいですし、協力関係も築きやすいので、勉強のグループ活動や仕事の1つのまとまりではちょうど良い数です。
10人を超えると派閥ができて、その派閥間の人間関係の調整といった面倒なことが出てくるので困ります。
多ければ多くなるほど集団のパワーで上手くいくのですが、まとめるのが難しいです。
マネジメントが得意ではない方でも4~5人ぐらいならばまとめやすいので、何かのプロジェクトをするときは4~5人ぐらいのグループでやってみることをお勧めします。
会議も4~5人だと進みやすくてちょうど良いので、そういった形でメンバー構成を考えてみてください。
ぜひご参考になさってください。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
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