今の自分にはハードルが高いと思うことがあるかもしれません。
そういったときには、できないことでストレスを溜めないようにします。
イライラしたり、教材がわかりにくいと不満に思うこともあるかもしれません。
そういった時には、今、自分がどこまでわかっていて、どこからわからないのかを落ち着いて考えてみてください。
日本語で書かれているものですし、ノーベル賞級に難しいことをやっているわけでもありません。
簿記1級というのは、上場企業のような大きな企業を想定していますが、お金を扱っています。
今のあなたの常識や一般的な教養や知識、経験をフルに使えば、必ずヒントがあります。
まったくわからないということはありません。
高校生も合格しています。
ただ、高校生がわかっているのに自分はわからないということを気にする必要はありません。
たまたま、今、自分が取り扱った目の前の論点が最初にわからなかっただけです。
人間は、ちょっとわからないと思うとそれが全てわからないと思って、マイナスを増幅させます。
1回失敗ぐらいで、自分がそれに向いていないと思ったことはありませんか?
自転車も同じで、最初に乗ろうと思っても、転んだりしてなかなか乗れません。
そうすると、自分は自転車に向いていないと思うかもしれませんが、やっているとできるようになります。
それと同じです。
ちょっとしたつまずきでも、自分の頭の中で過大評価してしまうのですが、よくみると、たとえばデリバティブ、たとえば不動産流動化、たとえば税効果、それぞれの言葉は難しそうに見えますが、言葉の難しさに圧倒されて、1から10まで全くわからないと勘違いしてしまいますが、そんなことはないです。
どんなにわからなくても、10のうち2や3はわかります。
まず、2や3のわかるところだけを見ておけばいいのです。
「ここまでわかったからまあいいか」という気楽な気持ちになってください。
わからなくても気にしないでください。
連結でもそうです。
あれは本支店会計の親玉ですから、わからなければもう一度本支店会計に戻ればいいのです。
本店が親会社、支店が100パーセントの子会社だと思えばいいのです。
そうやって、自分のできるところまで1個下りるのです。
必ずヒントはあります。
初めて見るものでも言葉ぐらいはわかりますよね。
たとえば、「退職給付」といったら、「従業員が退職したときに払うお金」ということがわかればそれで十分です。
その先の細かいところはいずれわかります。
今は焦らないことです。
わからなくても大丈夫です。
人間というのは、ちょっとつまずくと、すぐにそれを大きく膨らませて「もうダメだ」と思ってしまいますが、そういう人はなかなか成功しません。
ここで頭を切り替える練習をしてください。
1級というのはいい練習です。
初めて見るテーマは全てわからなくてもいいです。
3級や2級では10のうち5か6ぐらいまでわかっていたのが、1級になったら途端に1とか2とか3になってしまうから焦るのですが、それは慣れていないだけです。
これも、ある意味で気持ちのトレーニングです。
仕事でも同じで、最初はわからなくて、それを頭の中で増幅させすぎて大きな悪魔のように考えてしまって「もうダメだ」と思うよりも、まずは、その10のうちの1や2ができるのなら、そこを突破口にして、2を3にして、3を4にして、4を4.5、4.5を4.6、4.6を4.7として、少しずつ積み上げて、気がついたときに8や9になればいいのです。
時間をかけましょう。
柴山式では短期合格法を謳っていますが、短期合格をするためにはある程度の条件が必要です。
無理だと思ったら無理をせず、自分のペースに合わせてください。
柴山式の簿記1級ならば、ほぼ1年間、つまり2回目の受験までサポートしていますから、必ずしも1回で受かる必要はないのです。
自分のペースに合わせて、1級でやるべきことを、今、自分ができるところから始めて、最後は合格レベルに到達すればいいのです。
必ずしも今すぐ受かる必要はありません。
あなたの性格、進み具合に合わせて、無理のないように勉強しましょう。
わからなければ無理にわかろうとせず、そのテーマの中で、今、自分が何となく理解できるところまでで止めておけばいいです。
その先を一気に全部理解しようとするからストレスが溜まるのです。
10あるものをいきなり10わかろうとしないでください。
5もわからなくていいです。
2でいいですから。
2を2.5、2.5を3というふうに、ちょっとずつ、亀の歩みのように1個ずつやってみましょう。
1級はそれぐらいじっくりやってもいい程の価値がある資格です。
先は長いですが、せっかくのご縁なので、毎日この動画を楽しんでいただきながら、一歩一歩あなたのペースに合わせてがんばりましょう。
私も、少なくとも2日に1回以上はこの動画をアップしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
今日は「無理をしなくても大丈夫」というお話をしました。
必ずできるようになりますから、大丈夫です。
無理をしなくても、必ず最後に合格している方はたくさんいますから。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
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