今回の「前を向いて歩こう」は、お金の特性に関して1つのパターンをお話ししたいと思います。
経済学的に言うと貨幣には交換機能や価値の保存機能というのがありますが、そういった経済学的な特性や特徴は横に置きます。
世間一般のビジネス的なことやお金を増やしたいと思っている方は多いと思います。
お金を増やしたいときに避けて通れない基本的な仕組みがあるのですが、意外に忘れられがちです。
あるいは、意識はしているけれどお金に対して恐怖心があるのか、お金に関して実体験で良い思いをした人というのは多くありません。
子どもの頃に両親がお金のことでケンカをしたり、無駄遣いだったり、悪い体験のほうが多いのでお金に対してネガティブなイメージを持ちやすいです。
本質から目をそらしがちになって、今回お話しするような原則どおりの行動をとれない方が多いのです。
とてもシンプルで、聞いたら当たり前だと思うかもしれませんが、自分の過去1年間の行動を胸に手を当てて振り返ってみてください。
今回お話しする特性に合ったことをしているかというと、ほとんどしていないと思います。
だから儲からないのです。
お金に関するIQが低い人から高い人にお金が流れるのは当たり前です。
これは相対関係で必然的なことなのです。
10人中9人はお金のIQについてきちんと教育を受けていないので仕方ないです。
お金について理解を深めた人というのは仕組みを作っているので、そこにお金が流れるのです。
儲かりそうもない場所から儲かりそうな場所にお金が流れるのは当たり前ですが、儲かりそうな場所は何かを徹底的に突き詰める人はほとんどいません。
これもお金のIQに近いところがあります。
つまり、お金が集まりそうなものは何なのかということをきちんと研究して、そのための行動を起こすということをしていない人が多いのです。
パチンコや競馬に入り浸っていたり、ゲームをやる時間を浪費していたり、テレビを観すぎていたり、そのようなことは「儲かりそうにない場所」です。
儲かりそうな場所を開拓したり、自分で儲かりそうな場所を作ったり、そういった当たり前のことをコツコツできるかどうかなのです。
儲かりそうな場所を作ることは膨大な努力が必要ですが、その努力を楽しめるかどうかがポイントです。
結局、お金を得られるかどうかというのはそういうところで、儲かりそうな場所を作れれば勝ちなのです。
それはお金の集まりそうな場所を知っているということで、結局はお金のIQに通じるのです。
では、儲かりそうな場所というのは何かというと、人がいっぱい集まる所、楽しみがある、ハッピーがいっぱいあるところです。
一方、儲かりそうにない場所というのは自分ひとりなのです。
自分ひとりでパチンコなどで浪費するだけです。
競馬もパチンコもだいたい負けます。
それはお金のIQが高いとはいえない状態です。
自分の時間とエネルギーと人生を浪費している可能性が高いのです。
私がなぜ簿記を勉強してもらいたいかというと、簿記の勉強をきっかけとして何にお金が集まるのかということを知ってもらいたいからです。
簿記の勉強というのはゴールではなくて、ツールなのです。
簿記の勉強をしなければお金持ちになれないというわけではありませんが、簿記の勉強をすることによってお金の計算の仕方が分かるので、IQを高める第一歩にはなるのです。
お金に関する特性と扱い方を知っている人のほうがお金は集まりやすいのです。
お金があれば絶対幸せになるとは言いませんが、それはお金の使い方が分からない人なので、お金のIQが高いかというと微妙なところです。
お金はあくまでも手段ですから、その特性を知った上でお金が集まるような仕組みを作るのです。
儲かりそうな場所にお金が集まるのは当たり前で、聞けばなんだと思うようなことですが、これを作る努力をしていますか?その努力の方法を考えていますか?
それは誰も教えてくれませんので、自分で掴むしかありません。
真っ当なやり方でお金を集めようと思ったら、お金のIQを高めるのがベターなのです。
日々色々な形でお金にきちんと向き合って、知識と意識を高めることも大事です。
そのときのツールの1つとして簿記・会計も学んでみてください。
自分で儲かりそうな場所を作り込むということは、非常に価値のある事業だと思います。
この機会にぜひ考えてみてください。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
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