成功率が10分の1なら、9回の失敗を早く通り抜けよう!

今回の「前を向いて歩こう」は、早く行動を起こして小さな失敗を積み重ねて、成功の期間を早く前倒しで経験しましょう、というお話です。

これは行動原則で大事なことなのですが、多くの成功法則の原点はここです。
これができるかどうかで、あなたの貴重な命の時間を節約して、効率良く限られた人生の中で1つでも多くの成功を経験することができるという、大原則中の大原則です。

これができるかどうかでほぼ決まります。
成功する方(Sさん)と失う方(Lさん)でどう違うのかというお話をします。

10回やって9回失敗して、やっと10回目で上手くいくというパターンがありますが、実際にはもっと成功率が低いケースがあります。

そうであれば、さっさと9回の失敗を1日1秒でも早く切り抜けた人のほうが、長い目で見て他の人よりも多く成功がゲットできるのです。

Sさんは1日5回トライしました。
1日目は5つ失敗をしました。

2日目は4つ失敗しました。
2日目の最後にチャンスをゲットできます。

しかし、Lさんは少しものぐさです。
Sさんに比べてスピードが遅いです。

1日2つしかトライができません。
「ああなったらどうしよう」「こうなったらどうしよう」「面倒臭いな」「あとでいいや」というような先延ばし体質です。

やっているだけ偉いのですが、1日2つしかできません。
そうすると、1日で2回失敗して、2日目に2回失敗して、3日目に2回失敗して、4日目に2回失敗しました。

そして、5日目になってようやく2度目のトライで成功しました。
失敗は悪いことではないのですが、4日も失敗の期間があって、5日目にようやく成功しました。

しかし、Sさんは1日目で半分ぐらいの失敗を経験しています。
どんどん行動をして、見切りをつけて、行動を短期多回転しています。

Lさんに比べてSさんは2.5倍の行動力です。
もしこの違いが10個のプロジェクトだった場合、Sさんはどんどん行動をして失敗を早めに経験しているので、成功が早いのです。

当然熟練度も高いです。
ですから、10個のスキルを身に付けたり成果を出すのに20日しかかかりません。

Lさんは1回1回の行動が遅いので、50日かかります。
ここで1か月ぐらいの差がついてしまいます。

これを1年単位で見てみると、Sさんは2年で一人前になるところをLさんは5年かかるのです。

長くなればなるほど差の格差が激しくなります。
失敗を早く前倒しで経験することが大切なのです。

みなさんはLさんではなく、Sさんになってください。
早く失敗を早く通り抜けて、成功をゲットしましょう。

2日で成功できるものを、ダラダラやっていて5日で成功しているようでは遅いということです。

売上も同じで、1億の売上を2日で達成するのか5日で達成するのか、それがひいては1年間の売上の違いになるわけです。

10万の売上を2日で達成するのと5日で達成するのとでは違います。
物事というのはスピードなのです。

早く大量行動を起こして、早く失敗を経験して通り抜けた人が早く成功にたどり着けるわけです。
ぜひ、このスピード理論を意識してみてください。

これは簿記の勉強にも使えます。
1日2問ではなくて5問の問題を解いてみましょう。

自分ができる目一杯のことをやって、どんどん早く行動をしてください。
短期多回転というのはとても大事なセオリーですので、意識してみてください。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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